みなさまお疲れ様です、管理人のさがんです。
今日はですね、そろそろお盆休みですが帰省自粛も出た影響で、お家で暇になる時間が増える時期かと思いまして、たまにはおすすめ映画をまとめた記事でも作ろうかと思い立ち、過去にレビューしたことのある作品の中からガチでオススメできる面白い作品を10個ほど選んでご紹介する感じのやつです。ネタバレ等は無しの方向で紹介していきますので、まだ見てない作品、気になった作品があったら是非チェックしてみてください!
なお、今回の紹介にあたり「紹介されて興味を持ったはいいけど、ネット配信されてない(=見る手段がない)やん!!」という悲しい事態を避けるため、AmazonのPrime Videoで配信されている作品(有料のものも含む)の中から選定してあります。本当は、モスキートマンとかザ・スネークとかフランケン・ジョーズとかも入れたかったんですけど、配信されてないからね、仕方ないね。
また、ザ・グリードとかトレマーズとかシャークネード2とかの名作映画を咥えると、単なる有名映画紹介になってしまうので、それらの作品も除外してあります。もちろん超オススメ作品なので、まだの方はそちらからどうぞ!
それでは、行ってみましょう!
- ラバランチュラ 全員出動!
- ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ
- ロボシャーク VS ネイビーシールズ
- ファミリー☆ウォーズ
- フローズン
- タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
- ABC・オブ・デス2
- ゾンビーワールドへようこそ
- 必殺! 恐竜神父
- 犬鳴村
1.ラバランチュラ 全員出動!
正直、この作品の紹介をしたくてこの記事を書いたと言っても過言ではないです。
火を吹く蜘蛛が登場するモンスターパニック映画なのですが、ハッキリ申し上げますとB級モンスターパニック映画としてはトップクラス、最高峰レベルの面白さを誇る名作と断言できる作品。
キャラクターは魅力的、モンスターの出来も良く、ストーリーも面白いと来ている上に、ラストシーンもバカ盛り上がるという完璧な隙のなさ。B級モンスター映画はかくあるべき、とでも言うべきお手本のような作品なので、まだの方は是非見てください! 面白さは私が保証します!
2.ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ
個人的超お勧めゾンビ映画。タイトルは見ての通り、某マッドマックスのパクリ。
設定は滅茶苦茶にガバガバなので、ギャグ一辺倒なノリかと思いきや、真面目な場面も程よくブレンドされており、なによりもゾンビとの戦闘シーンではしっかりハラハラさせてくるという手腕が光る作品。ストーリーもどんどんと状況が動いていって飽きさせない展開が続き、見どころが多いため視聴後の満足感はバッチリ。
話の整合性は二の次で、やりたいことをぜーんぶ詰め込んだ結果、でもそれなのにちゃんと面白いという、これまたB級映画の見本たりうる作品だと思います。こちらも超オススメ!
3.ロボシャーク VS ネイビーシールズ
サメ映画枠からはこちらの作品をチョイス。シャークネードシリーズ以外でサメ映画をオススメするとなると、個人的にはこれかゴースト・シャークの2択になるのですが、ゴースト・シャークくんがPrime Videoから消滅していたため、今回はこちらをチョイス。
戦闘面での見どころはあまりなく、ロボシャークのCGの出来もお世辞にも高いとは言えませんが、その分を補って有り余るほどストーリー面で魅せてくれるので、総合的な満足度はかなり高い作品です。SNSを取り入れたアプローチが実に斬新で面白い作品なので、CGクオリティに目を瞑れば、B級初心者の方にも充分オススメできます。
4.ファミリー☆ウォーズ
ネタ枠その1。認知症のジジイが人を轢いてしまい、それを隠蔽するために家族ぐるみで死体を埋めたものの、なんやかんやあってやっぱりジジイが邪魔なので、餅を食わせて処理しようとするお話です。
もはやパッケージとあらすじで落ちている気がしますが、本編内容はそれ以上にしっかり気が狂っているのが特長。言わずもがな、強烈に人は選びますが、「B級映画といえば、頭おかしいシナリオの作品がいい!」と言う方にオススメ。
5.フローズン
ソリッドシチュエーションスリラーの傑作と言えば、この作品は外せません。内容的には、主人公たちがスキー場のリフト上で取り残されてしまい、そこで何日も過ごすことを余儀なくされる、というお話です。
停止したリフトの上というクッソ狭い場所が舞台という、大変心臓に悪い状況が続くため、このシチュエーションが刺さればこれ以上ない極上の緊張感が味わえます。ソリッドシチュエーションスリラーにありがちな、「最初はいいけど、展開や絵面が単調でだんだん飽きてくる」という事態に陥らないよう様々な工夫がされており、かなり楽しめる作品。こちらは1人でじっくりとした鑑賞に向いています。
6.タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
ホラーコメディの秀作といえばこちら。
「学生たちが森にキャンプに来たら、何とそこには殺人鬼が!」というホラー映画にありがちな設定を逆手に取り、「悪気のないおっさん2人を学生たちが勝手に殺人鬼だと思い込み、先手必勝で襲い掛かろうとするもその行動が全て裏目に出て勝手に自滅していく」というテイストに仕上げた映画です。学生諸君の自滅っぷりは清々しいまでに見どころ満載で、楽しめること間違いなし! また、コメディだけでは終わらず、終盤は熱い展開も待ち受けており、一粒で2度美味しい作品。こちらもかなりオススメです。
7.ABC・オブ・デス2
一風変わったテイストの作品としてこちらも紹介。この作品は、「『死』をテーマにした、各アルファベットにまつわる5分の短編作品を26本流す」という形式のオムニバス映画です。そのため、各作品ごとに話の繋がり等は一切ないので、一本の映画を見ているというよりは、テレビ番組等に近い感覚で見られます。
26本全作品面白かったわけではなく、中には全然面白くないものも沢山ありましたが、5分すれば次の作品が始まるため、どんどん気持ちを切り替えて鑑賞していけるのが大きな特長。時間は2時間ありますが、短編作品の寄せ集めであるため、その長さを感じさせません。「自分がどんなテイストの作品が好きなのか」を知る指標にもなり得るので、こちらもまだの方は要チェックや。
個人的には、2よりも1の方が圧倒的に好きなのですが、なぜか1だけがAmazon Prime Videoから消滅していたので、やむなく2の方をチョイス。しかし、前作とのつながり等は一切なく、こちらから見ても全く問題ありませんので、安心してご視聴ください。
8.ゾンビーワールドへようこそ
こちらは、青春ゾンビコメディ映画の傑作です。下ネタ色がかなり強く、ゾンビもかなり個性的なため人を選ぶ要素はありますが、ゾンビ蔓延る終末世界を舞台とした青春ラブコメとしてのクオリティは一級品。
何よりも、主人公やヒロインをはじめ、キャラクターたちが本当に魅力的な作品で、彼らの行く末を見守るという楽しみ方がしっかりできるのが特長。軽いノリで気軽に見られるので、「何となく面白い映画が見たいな」という気分の日に最適な作品。ぜひチェックしてみてください!
9.必殺! 恐竜神父
ネタ枠その2。こちらは、チープ系アクション?映画の怪作です。
神父が恐竜に変身して謎のチャイニーズ忍者軍団と戦う、というお話なのですが、およそ近年に製作されたとは思えないほど陳腐な演出が満載なのが特徴。
車の炎上を表現する際に、CGを一切使わず「VFX:炎上する車」という文字を画面上に表示して表現するという超荒技を筆頭に、恐竜はCG処理一切無しの単なる着ぐるみだったり、敵を倒した瞬間、そいつがマネキンに置き換わったりなどの、相当に露骨な手抜き──もとい、低予算ゆえの工夫が目白押し。
その陳腐すぎる演出自体が見どころなので、そういうのをギャグとして捉えられる方にはなかなかオススメな作品です。本編時間が短めで、サクッと見られるのも嬉しいポイント。
強烈に人は選ぶ一方、ハマればかなり楽しめる作品です。
10.犬鳴村
「時間をドブに捨てられるようなクソ映画が見たくてたまらんのじゃ」という変態さんには、こちらの作品をチョイス。「犬鳴村って、あの『呪怨』の監督が作成したちゃんとした大作ホラーで、予算もしっかりと付いてる上に日本全国で劇場公開もされていたんだから、B級映画じゃないでしょ?」と思われるかもしれませんが、実態はそんじょそこらのB級ジャパニーズホラーが裸足で逃げ出すレベルのゴミ映画となっております。
シナリオは支離滅裂でぐっちゃぐちゃ、ホラー演出はお粗末極まりなくて笑いが漏れるレベル、しかも終盤には、それまで心霊物だったはずが突然モンスターが登場してロボットダンスを披露するなど、もうとにかく頭からケツまでゴミみたいな要素が満載の作品。
内容は間違いなくゴミですが、金だけはかかっているのか映像的には綺麗なので、うちのサイトのE評価作品の中では圧倒的に見やすいです。クソ映画ハンター、かつ「これB級映画じゃないしなぁ」と思って見ていなかった、という方には逆にオススメできる作品。
というわけで今回は、これら10作品をチョイスしてみました。有料の作品が多いですが、(犬鳴村以外は)どれもお金を払ってでも充分見る価値のある作品なので、気になった作品があればぜひご覧になってみてください!
それでは、今回はこれで失礼いたします。