「どんな映画にも、きっと良い点がある」をモットーとして、主にB級映画のレビューや紹介、おすすめ等を淡々と書いてゆくブログです。

28時間後… のレビューです(総合評価D)

(画像:DMM.comより引用)

国籍 アメリカ
製作 2011
販売 ゼイリブ

Amazon先生どころかYahoo映画先生まで敗北しました(検索不可能) どんだけ検索してもパクリ元の方しか出てこねぇんだよオラァン!

ですので今回、画像や基本情報はDMM.com先輩からいただきました。DMM感謝してるけど広告ウザいよ(直球)

レンタル版を字幕で視聴しました。吹替えなんてないです。まずはDMM先輩のあらすじからどうぞ。

【あらすじ】

アメリカ北部のリゾート地へやって来た3人。だが、軍が極秘に開発したゾンビ・ウイルスを散布。森を封鎖した人体実験に巻き込まれてしまう…。ゾンビ系サバイバル・アクション・ホラー。(あらすじ:DMM.comより引用)

ストーリー………E
ゾンビの質………C
キャラクター……C
設定………………C

総合………………D
おすすめ度………D

【良い点】
・グロ描写は結構頑張っていたと思う

【悪い点】
・話に無駄が多すぎるストーリー
・ゾンビが全く絡んでこないので退屈必至

パクリパッケージはまあいいとして、本編が酷すぎてまるで擁護が出来ません。特に前半など、若者がバカ騒ぎしてる様を延々見せつけられるだけでゾンビは全然出てこないわ、中途半端なエロシーンがダラダラと続くだけで話が全く進まないわとあまりにも酷い出来。ゾンビ映画としても何の個性もないので、正直言って見る価値はないと思います。「28日後…シリーズの新作かな?」と思って借りてしまった方はブチ切れ必至でしょうね……。


【以下、ネタバレ注意!】

これはあまりにもひどいと思う(擁護不可)

さて今作ですが、例の有名なゾンビ映画「28日後…」のパクリ邦題シリーズです。今回Yahoo!映画先生が完全敗北(検索不可能)しているので原題は分かりませんでしたが、どのみち邦題で勝手な名前を付けただけなのでスルー。当然の権利のように28時間要素はないです。では、早速良い点から見て行きましょう。

今作の良い点は、グロ描写は割と頑張っているということです。

この映画、はっきり言って駄作以外の何物でもありませんし、ゾンビの質も平均ないしそれ以下で特質すべきものがないのですが、唯一グロ描写の頑張りだけは及第点と言ったところでした。一部雑な場面もありましたが、基本的にゾンビが人をむしゃむしゃするシーンの描写は悪くなく、最低限のクオリティは保証されています。派手すぎず地味すぎずでまあ悪くなかったと思います。以上(精一杯の擁護)

では、次は本題――悪い点を。今作の悪い点は、とにかく話に無駄が多すぎるということと、なによりも話のテンポがクッソ激烈に悪くいつまでたってもゾンビが出てこないことです!

まずこの映画、展開にとにかく無駄が多いです。もうオープニング以降ゾンビが出てくる気配は一切なく、何の意味もないダラダラとした会話シーンが延々と続くということが、シンプルでありがちながらもかなりの苦痛。一体いつまで意味のないどんちゃん騒ぎを展開すれば気が済むのか。

また、無駄極まりない2層構成によってさらに被害は拡大。今作の前半部分は、二つの異なる視点を主軸に話が進んでゆくのですが、これがもう見事に何の意味もなくただひたすらに邪魔。おそらく、2つのストーリーが絡み合って~というような感じで展開に深みを出したかったのでしょうが、これがまあお互いの話がブツブツ途切れるだけで見事に噛み合っておらず、完全にただ並べただけに終わっていました。技量もないのにこんなことされると邪魔なだけなのでやめてください。

これだけ話に無駄しかないため、当然本編はテンポが激烈に悪く、(OP除き)最初にゾンビが登場するまでに45分、登場人物たちがゾンビの存在を認知し、話が動き出すまでになんと70分というクソテンポ。そのくせやたらと中途半端なエロシーンを出しまくってみたりするもんですからもう見ていられません。しかも、ラストは普通に全滅しておしまいという何の捻りもないエンド。

総評ですが、エロもゾンビもキャラも中途半端であまりにも無個性、おまけにテンポが激烈に悪くストーリーが全く進まないので、ただひたすらに苦痛な映画でした。乾いた笑いすら起きないその出来はあまりにもお粗末で、一言で言うならつまらない映画だと思いました。こんなんじゃ商品になんないんだよ。

後すごくどうでもいいけど、BGMが映画のバイオハザードに似ていると思った(難聴)

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