「どんな映画にも、きっと良い点がある」をモットーとして、主にB級映画のレビューや紹介、おすすめ等を淡々と書いてゆくブログです。

ピラミッドの逆襲 のレビューです(総合評価C-)

(画像:Amazon商品ページより引用)

国籍 アメリカ&ドイツ
製作 2013
販売 ファインフィルムズ

ホラーばかりでなく、たまにはアクション・アドヴェンチャーもいかがですか? さて今作は、レンタル版を字幕で視聴しました。吹き替えは収録されておりません。

まずはAmazon先生のあらすじからどうぞ。

【あらすじ】

ハリウッドで活躍するVFXスタッフが集結したアクションアドベンチャー。古代エジプト。ヨハネの黙示録によりオシリス神を葬ったエジプト王・ファラオと太陽神・ラー。5000年後、ヘイデン教授とメンデラ教授はピラミッドで失われた都市を発見する。(あらすじ:Amazon商品ページより引用)

ストーリー………D
CGの質……………B
キャラクター……C
設定………………C

総合………………C-
おすすめ度………C

【良い点】
・CGがわりとよく出来ている

【悪い点】
・前半のテンポが悪い
・いろいろと設定が作ってある割に、ほとんど生きていない

【以下、ネタバレ注意!】

今回はB級のアクション・アドヴェンチャーです。どんなもんかと見てみましたが……いやあ、はい。

今作の感想は、一言で述べると平凡の二文字に尽きます。盛り上がるシーンもなければこれと言った見せ場もなく、淡々と平凡な展開が続いてゆきます。ストーリーも予定調和な感じで先が読みやすく、特に衝撃の展開もなし。ですが、別に面白くない訳ではないという……。

しかし良く考えると、展開に見せ場がないというのはアドヴェンチャーにあるまじき事態なので、いうなればこれが今作最大の弱点と言えるかもしれません。

そのため今作は、取り立てて褒めるべき点もなければ致命的に悪い点もないという作品です。まさに平凡としか言いようがありません。

まあ、そうは言っても良い点悪い点はそれぞれあるので、そこを詳しく見てゆきましょう。

まずは良い点から。今作の良い点は、CG映像の質がB級映画としては結構な水準にあるということです。

例えば蜂の大群や隕石の落ちてくるシーン、砂の山の中からピラミッドが現れるシーンなど、CGが使われている部分の映像はなかなか良い出来でした。

……いろいろ考えてみたのですが、この映画の良い点がどうしても他に思いつかなかったので、悪い点に入ってゆきたいと思います。

この映画の悪い点は、話のテンポが悪いことと、設定が全く生きていない点です。

今作はピラミッドに隠された秘密を探ることがメインテーマとなるのですが、そのピラミッドに入るまでが長い長い。数千年前より人類制服をたくらむ種族の復活がかかっているというのに、やれ殺人だのやれ警察を呼ぶだの、いらない話が多すぎます。

その結果、ピラミッドに入れた頃には時間が半分過ぎており、ピラミッド内では秘密を解くどころか罠に引っかかるの繰り返しなため、見せ場も全くありません。これのせいで、なかなかに退屈します。

また、『太古の昔、人類に技術を与えた神々が人類征服を企んでおり、彼らを伝説のピラミッドの地下深くに封印し、星の配列が一列になる日にどうのこうの……』と設定はいろいろ作られているのですが、その設定がほとんど機能していません

結局話の構図は人間(主人公)VS人間(小物)のため強大な敵と戦っている感はないですし、悪役の最後も実にしょうもない感じ。人類征服をたくらむ神々は復活を阻止されるため出番はなく、ピラミッドもよく分からない理由で崩壊する……と、壮大な設定を作った割にはやっていることがかなりお粗末でした。

余談ですが、登場人物も無駄に多いです。しかも全く重要じゃない役の人ばかりなので、そこも改善した方がいいと思いました。

総評ですが、いろいろと力の入れどころを間違えているという印象を強く受けました。決して面白くない訳ではないのですが、どうも話に時間を割く割合をミスしたとしか思えない出来です。

人間関係に焦点を当てたいのか、ピラミッドに秘められた謎解きに力をいれたいのか、はたまたアクション要素

なのか……今作はそのどれもが中途半端な出来となっているので、このような評価となりました。素人目ながら、軸となる要素がないように感じたので、力を入れる部分を中心として話を作れていれば、もっと面白くなっていたと思います。

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