「どんな映画にも、きっと良い点がある」をモットーとして、主にB級映画のレビューや紹介、おすすめ等を淡々と書いてゆくブログです。

映画版バイオハザード最強作品決定ランキング! 一番面白いタイトルはどれ?

(画像:Amazon商品ページより引用)

皆様こんにちは、管理人のさがんです。

ちょいちょいゲームやCGアニメの感想をあげているのでお察しの方も多いかと思いますが、実は私、バイオハザードシリーズの大ファンなんです。最新作のバイオハザードRE4も、舐め回すように毎日楽しくプレイしております。最初は「いやいや、4とかリメイクせんでもまだまだ遊べるやん、出すの早すぎやわ」と思ってたんですが、蓋を開けてみればマジで神ゲーでビビりました。本当に面白い。多分REシリーズで1番作り込みがすごい。ガチ神ゲー。

ただですね……バイオファンを名乗っている私ですが、一つ心残りがありました。
映画版バイオハザード、あるじゃないですか。今まであれを、中途半端にしか見たことがなかったんです……バイオファンを名乗る以上、ちゃんと全部見ておくべきなのに……それがずっと心残りで……。

というわけで今回、やっと全作品、見ました! やっと見れた!

いやー、ずっと見たいと思ってたんですけど、ほとんどの作品が既に配信終了していて、DVDの現物を入手する以外、視聴手段がなかったんですよ。当然、近所のレンタル店にだってもう並んでないし――
しかし、「そういえば宅配レンタルってのがあったな」と思い立ち、ダメ元で調べてみたところ――全作品ありました! GEO、マジでありがとう!

というわけで、そんなこんなで、全部見た。

まあ、面白い作品、つまらない作品、色々あったんですけど、せっかくなので今回はランキング形式で、全てご紹介していきたいと思います。大変今更な企画ですが、よろしければお付き合いください。
それでは、早速いきましょう!

1位 バイオハザード2034

(画像:Amazon商品ページより引用)

全9作品ある映画版バイオハザードの中で、間違いなく一番の当たりです。
画質が汚い上に、なんか画面がやたらと明るいというか、セピア色みたいな変な加工かかってるせいでやたらと見づらいものの、内容自体は一級品。
特に、アクションシーンにはかなり力が入っており、普通に見応えがある。ストーリーも面白く、キャラも好感持てる人多めと、全体的にハイレベルな作品。かなりオススメ。

2位 感染源-BIOHAZARD-

(画像:Amazon商品ページより引用)

敵が擬態するアメーバという、ちょっと変わった作品です。
舞台となる研究所に突入した後、最初は無人の不気味な研究所を探索。そして、人間に擬態したアメーバと接触し、かと思えばそれが今度は蜘蛛型の敵へと変化し、最後は怪物へと進化していく――というように、モンスターの容姿が一点に定まらないため、さまざまな戦闘が見られます。序盤はホラー気味、中盤からはパニックホラー的な側面が強くなるため、一粒で二度美味しい映画。
ただし、モンスターの造形自体はちょっと安っぽく、味方(犠牲者)の数も少ないため、少々こじんまりとした印象は受けるかもしれません。

3位 バイオハザード・アイランド

(画像:Amazon商品ページより引用)

タイトルとパケ絵からは想像がつかないくらい、真面目でシリアスな内容の作品。
開幕、数十人規模のゾンビでギッチギチに埋まった狭い通路を、3人(うち1人は子供)だけで難なく突破する場面を見た時は「緊迫感なさすぎワロタ」と思いましたが、本題に突入してからはそのような無双シーンは控えめに。
序盤は目まぐるしく展開が変わり、島についてからの中盤は、そこでコミュニティを形成する人々との交流と、ギクシャクした人間関係描写、また生きるために倫理を捨てる行為に対する是非など、考えさせられる内容が多くなってきて、そして終盤はゾンビ大パニックからのコミュニティ崩壊――という具合に、展開がその場で足踏みしないので飽きずに見やすいです。映画全体のバランスが良く、なかなかオススメの作品。

4位 バイオハザード ペイシェント・ゼロ

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一言で言うなら「THE☆普通」という作品。過去の自作レビューの内容を一部抜粋しますが、「話の流れとしてはかなりありがちで、話のテンポが特別良いわけでもなければストーリー的に見所があるわけでもなく、かといってキャラクターに魅力があるかと言われるとそれもまた微妙で、ゾンビの出来としても相手は狂暴化しただけのただの人間ですからメイクや動作に特に気合が入っているわけでもなく、おまけに設定が良く出来ているとも言い難い……とはっきり言って絶妙に中途半端で面白みに欠ける映画」という、これが感想のほぼ全てです。本編が70分程度とかなりサクッと終わる上、致命的な部分もないので全然見れるは見れるんですが、なんともパンチに欠ける作品。
かといって、全く面白くないかと言うとそんなことは全然ないので、まあ暇つぶし程度にはなるかな……と言う感じの作品。

5位 バイオハザード デス・プラント

(画像:Amazon商品ページより引用)

なんというか、とにかく中途半端な作品です。
主人公たち学生団体が、動物保護のためにとある研究所に潜入したところ、そこでは予想を遥かに上回る恐ろしい実験がなされていて、逃げ出した被験体に襲われる――そこに特殊部隊も絡んできてどったんばったん大騒ぎ、という大変にありがちなストーリー。
登場するモンスターは、半ば超能力じみた力を持つ女性が一体だけ、かつ精神攻撃が基本となり、襲撃方法もワンパターンなためなんとも絵面的に地味で、展開も間延びしがちで退屈な場面も多いです。一部見所もあるにはあり、全然ダメ、というわけでもないですが……なんというか、とにかく平凡。
正直、「これ1週間もしたら内容忘れてるタイプのやつだな」と思いながら見てました。そのくらい印象に薄い作品。実際もうあんまり思い出せない。

6位 バイオハザードX

(画像:Amazon商品ページより引用)

かつて、当ブログの最低評価基準である総合評価Eを叩き出した作品が、まさかの6位にランクイン。全体90分に対して、おっさん2人がダラダラ探索しながら口喧嘩するだけの導入パートが60分という狂気の構成でお馴染みのクソゴミ映画ですが、今回は「俺は今から、評価Eのゴミを見るんだ」という覚悟を持って見始めたことと、その前に見た2作品があまりにもゴミすぎて「うーん、意外と面白いのでは?」と錯覚してしまったがためにこの順位に。まあ、ぶっちゃけ6位、7位、8位はほとんど同列なのですが、あえて順位付けするとしたらこうなった。
初見でシラフで見た場合、確実にブチギレてDVDをフリスビーにしたい衝動に駆られること必至なので、くれぐれもご注意ください。

7位 バイオハザード3077

(画像:Amazon商品ページより引用)

擁護のしようもないガチでゴミなやつ。他の低評価映画にありがちな「ダラダラしてて話が一向に進まないため飽きる」というタイプではなく、「話はガンガン進んでいくが、序盤から固有名詞の嵐と深刻な説明不足で、こちら側に話を理解させる気が全くない」というタイプの映画。
その上、ストーリー自体も特段面白くないので、頑張って話についていこうとするのは無駄に労力を使うだけで、得られるリターンに見合っていない。割と見るだけ無駄な映画。

8位 バイオハザード2012クライシス・オブ・ジ・アース

(画像:Amazon商品ページより引用)

今回の企画での実質的なワースト映画。元々は30分の尺で作った作品を、内容はそのままに無理矢理希釈に希釈を重ねてなんとか90分作品にしました、みたいな内容。展開の引き伸ばしが酷いのはさることながら、話が進まない、演出が非常にクドい、無駄な描写が多いと、基本的に何も良いところがない。ゾンビ?も一体しか出てこないので見所も皆無。由緒正しき正真正銘のゴミ

選外 ヤバイオハザード

(画像:Amazon商品ページより引用)

映画じゃなくてAV。おそらくパッケージに出ている、「50メートル先から薄目で見た時に、ミラ・ジョボヴィッチにギリッギリ見えるラインの人」が出演しているせいでこの邦題になったと思われる。
(喘ぎ声以外)セリフがほぼ存在せず、ひたすら男女がヤリまくっているだけの作品。プレイ内容も「マネキンをぶっ壊してから盛る」「男女がまぐわう横でひたすら牛乳を浴びている謎の人物がいる」など、なかなか前衛的な内容。
「どんなストーリーか知りたいだけなので、性交してるだけのシーンは倍速しよう」と思って見始めたら、性交してるだけのシーンしかなかったので10分で見終わった、そんな作品。
なお、抜けな

いかがでしたでしょうか? バイオハザードファンの方なら、知っている作品ばかりだったかもしれませんね。

え? パチモン? いやぁ、なんのことだか……

なお、今回挙げた9作品ですが、(大人の事情で)ほぼ全て配信が終了しており、ネットを介して見ることができません。アマプラ 、ネトフリどころか、U-NEXT、Hulu、どのサイトも全滅。
そのため、どうしても現物のDVDを入手する以外視聴手段がないため、気になった、見てみたいという方は、お近くのレンタルショップに奇跡的に並んでいることを祈るか、GEOの宅配レンタル等をご利用ください。
私はこれらの作品群を見るために、初めて宅配レンタルというものを利用しました。そのため、私の宅配レンタルの利用履歴には、現在これらバイオハザード9作品しか並んでおりません

それでは、またいつか。

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